マラソンのパリオリンピック代表選考会が１０月１５日、東京で行われ、前回覇者で岡山、天満屋の前田穂南選手らが出場し、地元からも声援が送られました。

オリンピックへの切符を掛けた一発勝負には、天満屋から４人が出場するとあり岡山では３０人が東京では１００人の同僚が声援を送りました。

女子の選考は２４人で争われ、上位２位までが代表に内定します。１５日はあいにくの空模様でしたが、声援を背にした天満屋の前田が序盤から集団を引っ張る展開に。さらに１７キロ付近では２位集団から同じく天満屋の松下菜摘が追いつき、先頭に立ちます。

（三竿雅義記者）
「先頭集団に２人の選手がいる天満屋。岡山の応援団も盛り上がっています」

その後も先頭集団を率いた天満屋勢。粘りの走りを見せるものの後半、徐々に引き離され、第一生命グループの鈴木優花、資生堂の一山麻緒がフィニッシュし代表内定。天満屋勢は力走を見せたものの、松下菜摘が５位、谷本観月は６位、前田穂南は７位、大東優奈は１３位でした。

（天満屋岡山店　高木宏之店長）
「選ばれなかったのは残念だが、最後まで頑張ってくれたのはすごい」

（前田選手と同期社員は…）
「彼女と天満屋メンバーの頑張っている姿を見て非常に元気をもらった。岡山の誇りだと思う」