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【速報】岡山県境近くの山陽道通行止め”再開には少なくとも3ヵ月必要”対面通行見送った理由は…【岡山】

2023.09.28

【速報】岡山県境近くの山陽道通行止め”再開には少なくとも3ヵ月必要”対面通行見送った理由は…【岡山】

トンネル火災の影響で通行止めとなっている兵庫県の山陽道下り線について、再開には少なくとも3ヵ月程度必要との見通しが示されました。

9月28日に大阪市で開かれたトンネルの復旧に向けた非公開の技術検討会のあと、委員長らが取材に応じ明らかにしました。

それによりますと、火災の被害は広範囲に広がっている一方、コンクリートの損傷の度合いは場所によって異なっていて、それらの復旧工事を行い照明などの設備を元通りにするためには3ヵ月程度かかる見通しだということです。

兵庫県赤穂市と相生市にまたがる「尼子山トンネル」は、9月5日の火災で全体の3分の2にあたる400メートルの区間が焼け、山陽道下り線は播磨ジャンクションと赤穂インターチェンジの間で通行止めが続いています。

ネクスコ西日本は周辺の国道の混雑回避のため、播磨JCTから真庭市の北房JCTへ抜ける中国道を利用した場合も山陽道と同じ通行料金とし、う回することを推奨しています。

また、ネクスコ西日本は上り線での対面通行も検討したということですが通行規制を伴った安全対策が必要な上、恒常的な渋滞の発生が予測されることから、対面通行を行う考えがないことを明らかにしました。

写真:火災のあった尼子山トンネル(兵庫・赤穂市~相生市)ネクスコ西日本提供