OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2023.09.11

「諦めない心」で高校最後の試合へ レスリング三宅茂選手(おかやま山陽高)【キラキラアスリート岡山】

岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、レスリング125kg級・おかやま山陽高校3年の三宅茂選手です。

7月16日に行われた特別国民体育大会レスリング競技、少年男子の部の岡山県代表選考会、125kg級で優勝し、9月に鹿児島県で開催される本大会にグレコローマンスタイルで出場することが決まりました。

■相手にポイントを与えず勝利

岡山県予選の決勝は、関西高校の岩本真拓選手との対戦となりました。終始優位に試合を進めた三宅選手は、相手にポイント獲得を許さないまま2分27秒のテクニカルフォールで勝利しました。「技がかからない中、前に出ることができたのが良かった」と試合を振り返りました。

■ハンドボールの試合で声をかけられレスリングへ

高校に入ってレスリングを始めた三宅選手、中学時代、ハンドボールの大会に出場していたところ、おかやま山陽高校の横山太監督に声をかけられたのが、きっかけでした。173cm、127kgのがっしりした体格ですが、本人が「見た目以上に動ける」と語るように、抜群の身体能力を持っています。得意技は「反り投げ」。日々のたゆまぬ努力もあって、全国大会に出場するまでに力をつけました。

■ポリシーは「諦めない心」

7月の北海道インターハイは、団体戦が2回戦敗退、個人戦が準々決勝敗退に終わりました。ポリシーの「誰にも負けない諦めない心」をもって、チームメイトとともに練習を重ねる三宅選手。かごしま国体は「高校生での最後の戦いのなので、この3年間で培ってきたものを全力で出し切って優勝します」と意気込みを語りました。