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2023.08.28

放課後児童クラブの待機児童数 岡山市は2015年以降最多に【岡山】

放課後や夏休みなどで昼間に小学生の子供を預かる放課後児童クラブについて、申し込んでいるも満員で利用できない待機児童の数がまとまり、岡山市は2015年以降最も多くなりました。

岡山市の大森市長が8月28日の定例会見で発表しました。2023年5月1日時点の放課後児童クラブの待機児童数は岡山市で193人と対象年齢が全学年に引き上げられた2015年以降、最も多くなりました。

夏休み後の退所などにより9月1日時点では100人となる見込みですが、市は引き続き、小学校の図工室といった特別教室を活用するなどして受け皿を拡充し、1人でも多くの児童を受け入れたいとしています。

(岡山市 大森雅夫市長)
「年度の初めには また多くの人が申請してくる。そういった人に継続して働いてもらえるように我々は最大限の力を発揮していかなければならない」

利用率はこの8年間で11.2ポイント増加し、年々ニーズが高まっていて、2024年度には申込者は1万人を突破すると見込まれています。市は専用施設の建設を進めるなどして、2025年度の待機児童ゼロを目指したいとしています。