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2023.08.16

記録的な雨で橋に被害も…国交省が「緊急災害対策派遣隊」派遣し調査【岡山・鏡野町】

台風7号による大雨で、橋の一部が崩落した岡山県鏡野町の現場を調査するため、国土交通省岡山国道事務所は8月16日「緊急災害対策派遣隊」を派遣しました。

崩落したのは鏡野町の大石大木山橋で、岡山国道事務所「緊急災害対策派遣隊」の3人や、町の職員など合わせて8人で、損傷の状況などを調査しました。

鏡野町では恩原の観測地点で15日から16日にかけての24時間に降った雨の量が534.5ミリと、岡山県での観測史上最大となりました。平年の8月に降る雨の量の2.7倍にあたります。

(森岡紗衣記者)
「台風から一夜明けた現在も川は茶色く濁り、大きな音を立てて流れています。橋の一部が川に落ちています」

大石大木山橋は3本の橋脚のうち1本が倒れ道路の部分が落ち込んでいて、派遣隊のメンバーらは壊れた部分の規模や周辺の地形の状況を確認していきました。

(岡山国道事務所 波戸秀浩総括保全対策官)
「現地の状況をきちんと的確に把握してどういう復旧方法・選択肢としてとらえるかというころをきちんと考えていただけるよう提案したい」

橋は現在全面通行止めとなっていて、調査結果を踏まえて、仮設の橋を設けるなど対応策を検討するということです。