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2023.08.11

創業140年 岡山の老舗企業「林原」2024年4月に『ナガセヴィータ』に社名変更【岡山】

岡山市のバイオ関連企業林原が、社名を変更すると8月10日発表しました。主力商品のトレハロースで岡山を代表する企業に成長するも経営破綻したのが12年前。創業140年の節目の年に林原の看板を変えることになりました。

(PR動画:みなさまと未来を共創する…ナガセヴィータです。)

バイオ関連企業の林原は10日、岡山市内のホテルで全社員立ち会いの記者会見を開き、2024年4月1日から『ナガセヴィータ』に社名を変更すると発表しました。「生命、暮らし」を表すラテン語vitaが由来となっています。

林原は140年前、水あめ店として創業し、1995年には天然由来の糖質、トレハロースの量産化に成功します。現在のイオンモール岡山がある市中心部の土地を所有するなど岡山を代表する企業に成長しますが2011年に経営破綻。

約1年の再生計画を経て、現在は大阪の化学品専門商社、長瀬産業の子会社となっていて、今回の社名変更は、グループ内のバイオ事業を強化する方針をうけ検討を進めてきたものです。

(林原 安場直樹社長)
「生命、地球、人の幸せ…それがヴィータ。林原のパーパス(存在意義)は生命により人、地球の幸せを支える。そして未来に向け成長…」

また、岡山市北区にある林原美術館については名前の変更はなく、支援を続けていくということです。