総社市は、公用車２台の車検の期間が２０２３年６月から７月にかけて切れていたにも関わらず、公務に使用していたと発表しました。

車検切れが判明したのは、総社市地域応援課が所管する軽トラックと軽ワゴン車の２台です。８月２日、別の公用車の車検手続きをしていた整備工場から問い合わせがあり、車検切れがわかったということです。

軽トラックは、２０２３年６月２０日に車検期間が満了し、８月２日までに１９回７４８キロにわたり走行。軽ワゴン車は、７月１６日に車検期間満了後、２１回３２８キロ走行していたということです。

また２台とも７月に自賠責保険が満了し、２００キロ以上、無保険の状態で走行していました。市では、８月２日に２台の車検を受けるとともに、所有する他の全公用車２１７台の車検期間満了日を調査、他には期限切れの車がなかったということです。

総社市の片岡聡一市長は、「今回の事態を重く受け止め、再発防止を徹底し、信頼回復に努める」としています。