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2023.08.04

本殿に続く”2日限定の橋”津嶋神社で夏季大祭 最寄り駅は日本一営業日が短いJR駅【香川・三豊市】

1年で2日間だけ本殿で参拝できる三豊市の津嶋神社で恒例の夏季大祭が始まりました。2023年も全国各地から多くの人が参拝に訪れています。

(河野有紀記者)
「普段は通行できないこちらの橋ですが、入り口も空いていて、多くの人が訪れています。」

三豊市三野町沖の小さな島にある「津嶋神社」毎年、夏季大祭がある8月4日と5日の2日間だけ島に渡ることができます。

(河野有紀記者)
「島に渡って鳥居が見えて来ました。本殿へと続く階段の下にはベビーカーが並べられています。」

津嶋神社は子供の守り神として信仰されています。4日は新型コロナが5類に移行してから初めて迎える夏季大祭で、朝早くから家族連れを中心に多くの参拝者が訪れていました。

(訪れた人は…)
「子供の健康を願ってきた。今後も参拝したい。」
「(子供は)0歳、まだ生まれたばかり。こすずちゃん元気に育って!お願いした。」
「愛媛から来た。孫の成長をお願いしてきた。」

にぎわっているのは神社だけではありません。

(河野有紀記者)
「日本一営業日が短いで有名なJRの駅です。2023年は記念の入場券も販売されています。」

最寄り駅のJR予讃線「津島ノ宮駅」。夏季大祭に合わせてこちらも1年に2日間だけの営業です。JR四国によりますと5日は上下線合わせて21本の普通列車が停車するということです。

(JR四国多度津駅 佐野浩二駅長)
「多度津駅の社員が中心だが、近隣の駅から応援に来てもらっている。2022年は2日間で7000人くらいだったが、それよりはだいぶ多い。」

津嶋神社の夏季大祭は5日も行われ、午前6時から午後10時まで参拝できます。