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2023.07.25

CO2発生が少ない次世代の肥料「バイオ炭」に県内外から注目 もみ殻の大量廃棄も解消【岡山・岡山市】

大量に廃棄されているもみ殻を炭化させて肥料として再利用し、次世代の肥料として注目されているバイオ炭の見学会が岡山市で開かれました。

岡山市にある国定農産と民間の研究機関ジェネスラボが共同で開発した「バイオ炭」。コメなどの収穫の際に大量に廃棄されるもみ殻を炭化させ、肥料として再利用したもので、畑などで分解される際、二酸化炭素の発生量が少ないことからエコな肥料として注目されています。

7月24日の見学会では県の内外から事業者ら約20人が参加し、バイオ炭の製造過程を視察したあと、ドローンで散布する様子を見学しました。

(新潟から来た人は…)
「(新潟で)機能水を作る装置を作っている。今回のバイオ炭と機能水がどうやってコラボできるかがポイントで見学に来た」

(国定農産 国定豪会長)
「(バイオ炭を)田んぼに返すことで、SDGsも含めて良質な作物をたくさん取りたい」

国定農産とジェネスラボは今後もこうした見学会を開くなどして、バイオ炭を普及させていきたいとしています。