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春高欠場の悔しさ乗り越えて…インターハイ前に闘志燃やす 就実高校女子バレー部【岡山】

2023.07.17

春高欠場の悔しさ乗り越えて…インターハイ前に闘志燃やす 就実高校女子バレー部【岡山】

高校生のスポーツの祭典、インターハイが今月22日に北海道で開幕します。大会に出場する選手の情報や結果をお届けしていきます。1回目は岡山市の就実高校女子バレーボール部です。2023年1月、3連覇がかかった春高バレー全国大会をまさかの欠場となった就実。悔しさを乗り越えて再び全国の舞台に挑むチームを取材しました。

(井上凜香主将)
「ほかのチームに負けないぐらい前面に勝ちたいという気持ちを出してプレーしたい。」
(川上悠助ディレクター)
「目標は」
(井上凜香主将)
「日本一取ります。」

井上凜香キャプテンは力強く、こう語りました。9大会連続47回目のインターハイに挑む就実高校女子バレーボール部。この春に現役を引退した元日本代表の石井優希さんなど数々のトップ選手を輩出する名門チームです。

2022年1月の春高バレーではチーム史上初の2連覇を達成。しかし、2023年は、新型コロナの抗原検査の結果で欠場を余儀なくされ3連覇の夢はかないませんでした。

(井上凜香主将)

「悔しい形で春高を終わってしまって、今回のインターハイでは自分たちの分だけじゃなくて3年生の分も戦わないといけないと思うので、結果を出したいと思っている。」

先輩の思いも背負って挑む2023年のインターハイ、チームの主軸となるのが2年生エースの福村心優美選手です。身長177センチ、最高到達点295センチから繰り出される強烈なスパイクが持ち味です。

(福村心優美選手)
「自分はエースだから完璧を求められるのでどんなトスが上がってきても打ち切らないといけない責任があるので」

2023年、福村選手が強化しているのが。

(福村心優美選手)
「自分は守備もしっかりやって攻撃に行くというのが強みだと思っていて、レシーブの強化も力を入れてやっている」

攻撃だけではなくレシーブでもチームに貢献したいという福村選手。エースとしての責任を背負い2度目のインターハイに挑みます。さらに、2023年のチームに欠かせないのが。

(比留間美晴選手)
「1年生らしい思い切ったスパイク、高さを生かしたブロックが持ち味です」

期待のルーキー比留間美晴選手です。6月の岡山県予選ではセンターからの強烈なスパイクで得点を量産。西畑美希監督も比留間選手の堂々としたプレーを評価し、1年生ながらスタメンで起用しています。

(比留間美晴選手)
「思い切ったプレーがいい方向に行って、チームに勢いをつけることができたので出来は良かった」

春高欠場の悔しさを胸に再び全国の舞台に挑む就実高校女子バレーボール部。インターハイ制覇へ期待がかかります。

(井上凜香主将)
「就実バレーの粘り強さはほかのチームに負けたくない」
(福村心優美選手)
「1・2年生が多いチームなので勢いをどのチームよりも持って基本に忠実なバレーをしていきたい。」
(比留間美晴選手)
「思い切ったプレーで勢いづけて、日本一になれるように頑張りたい」

春高の悔しさをバネにさらにレベルアップした就実の活躍に期待です。就実の初戦は8月2日、福岡女学院と対戦します。