岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回は、陸上で全国中学校大会（全中）出場を決めた、岡山市立京山中学校の２年生２人を紹介します。

■女子８００ｍ　石原万結選手

石原万結選手は６月１１日、県中学校陸上競技選手権大会の女子８００ｍ予選で２分１３秒７９を記録。全中の参加標準記録を上回りました。

同じ日に行われた決勝。好スタートを切った石原選手は、中学の先輩・樋口遥選手についていく形で４００ｍを通過します。そして残り１００ｍでラストスパート。樋口選手を振り切り、２分１３秒７４で優勝しました。ゴール後、樋口選手からは「お疲れ様」と声を掛けてもらったそうです。

「前日の１５００ｍで先輩や友達が好タイムを出し、全中行きを決めたので緊張していた」という石原選手。日頃の練習で引っ張ってくれる先輩や、同級生の存在が刺激になっています。

特技のピアノでも全国大会の出場経験がある石原選手。全国大会では「今大会の走りを活かして、前半から積極的に攻めていけるように頑張りたい」と抱負を語りました。

■女子１５００ｍ　南和奏選手

一方、女子１５００ｍで全国大会出場を決めたのが、同級生の南和奏選手です。

６月１０日に行われた県中学校陸上競技選手権大会の女子１５００ｍタイムレースで、同じ学校の先輩、黒田六花選手と樋口遥選手に続き、４分３０秒９５でフィニッシュ。全中参加標準記録を突破しました。全国大会の出場資格を得ただけでなく、２年生ながら大会新記録を更新する快挙で、全体の３位に入りました。

全中での目標は「決勝に出て、８位入賞すること」です。

全国中学校大会は、８月に愛媛県松山市で行われます。