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海の中から生配信! “カキの種付け”を小学生が体験 養殖場をオンラインで見守る【岡山・瀬戸内市】

2023.06.06

海の中から生配信! “カキの種付け”を小学生が体験 養殖場をオンラインで見守る【岡山・瀬戸内市】

地元の食材に関心を持ってもらおうと、岡山県内有数の養殖カキの産地瀬戸内市邑久町で6月6日、小学生がカキの種付けを体験しました。

カキの種付けを体験したのは、瀬戸内市の裳掛小学校の5年生と6年生11人です。地元の漁業について学ぶ授業の一環で、子供たちは虫明港にある漁協の施設で、漁師と一緒にカキの子供にあたる稚貝がついたホタテの貝殻を、長さ4メートルほどのロープに挟んでいきました。

(子供たちは…)
「むずい!」
「楽しいけど難しい、ロープが絡まったり貝を入れるときにすぐ外れたりして難しかった」
「けっこう重労働、カキについて知れるのでありがたい」

このあと漁師が、沖合の養殖場で種付けしたロープを海の中に設置する様子が船の上から生配信され、子供たちはオンラインで見守りました。

(オンラインで説明)
「こうして1つ1ついかだの上で吊るしていきます」

(邑久町漁協組合 松本正樹組合長)
「小さいときから海に親しんでもらう機会が1つ作れていいのかなと思う。これだけ力がいるんだとか、こんな匂いがするんだということを体験してもらうことで、カキを食べる時にあの時こんな匂いがした、あのカキがこんなに大きくなったんだと分かってもらいたい」

種付けされたカキは、2024年2月下旬から3月頃に収穫される予定です。