岡山市は６月６日、いずれも東区にある宝伝海水浴場と犬島海水浴場を２０２３年度以降、当面の間開設しないと発表しました。

２つの海水浴場は長年にわたって西大寺観光協会が運営を担っていましたが、安全面や人員の確保が難しくなったため、協会として海水浴場の運営を行わないことを決めました。

岡山市によりますと記録が残る２００２年のシーズン中には宝伝海水浴場には約２万１０００人、犬島海水浴場には約４８００人が訪れていましたが、その後、減少傾向が続きコロナ禍前の２０１９年に訪れた人は宝伝海水浴場が約７２００人、犬島海水浴場が約１７００人にまで減っていました。

２つの海水浴場は２０２０年、２０２１年、２０２２年と新型コロナの感染防止対策で開設を見送っていました。岡山市では２つの海水浴場は当面の間、開設しないとしています。