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「昔の農業は奥深い…」香大生が中世の伝統的な農法を通して“持続可能な”社会を考える【香川・さぬき市】

2023.05.29

「昔の農業は奥深い…」香大生が中世の伝統的な農法を通して“持続可能な”社会を考える【香川・さぬき市】

伝統的な稲作を通して、持続可能な社会を考えようと、5月29日、さぬき市で、中世の農法を再現した「田植え祭」が行われました。

田植え唄に合わせて苗を植える早乙女姿の学生たち。さぬき市で行われた田植え祭には、香川大学教育学部の学生など8人が参加しました。

中世の農業史を調べる卒業論文を作成するため、初めて企画されたもので、田起こしから収穫まで全ての工程で農機具を使わず、中世の伝統的な農法を取り入れて栽培されます。今回再現された田植え唄は、中世の人たちが、つらい労働を乗り越えようと、歌い継がれてきたものです。

(体験した学生は…)
「バランスを取るのが難しいし、ちゃんと植えられているのか分からない。経験がないので難しかった」
「中世の人たちは楽しみながらやっていたと思うと、昔の農業はすごく奥深いと思った」

香川大学では、一連の工程を通し、労働力や土壌環境などを比較・分析するなどして、持続可能な社会を考えたいとしています。