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2023.05.10

「水害の歴史に終止符を打ちたい」真備町に水害の歴史や教訓を学べるQRコード付き表示板【岡山・倉敷市】

5年前の西日本豪雨など水害が繰り返されてきた倉敷市真備町で、水害の歴史や教訓を学べるQRコード付きの表示板が5月10日、住民グループなどによって設置されました。

表示板は倉敷市真備町の住民グループ、「まび創成の会」が岡山大学などと協力し、水害の教訓を後世に伝えようと5年前の西日本豪雨で被災した真備町岡田地区の2ヵ所に設置したものです。

ステンレス製の表示板には、水害の歴史に関する説明文や明治時代の地図などが刻まれています。また、QRコードにスマートフォンをかざすと、地元の小学生が説明する動画を見ることができます。

(QRコードを制作 水島工業高校 迫水新也さん)
「小学校の時に被災した身なので、みんなができるだけ多く避難とかできるようにとの思いで作った」

(まび創成の会 森脇敏さん)
「真備町の水害の歴史に終止符を打ちたい、端的に言うとその一言。皆さんの努力の集大成がこれになった」

まび創成の会は、今後も表示板を増やしていきたいとしています。