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2023.05.01

絶対的エース小山が欠場の平林金属…マウンドを任された大卒新人・井上の粘りの投球に主将が奮起【岡山】

男子ソフトボール、4月28日に開幕した日本リーグ、30日に行われた第1節の広島大会最終戦で岡山市の平林金属は高知パシフィックウェーブと対戦しました。

(川上悠助記者)
「ここまで3連勝と波に乗る平林金属。しかし前日の試合でエースが負傷してしまいました。4連勝をかけてどんな戦いを見せてくれるんでしょうか」

絶対的エースの小山が右手小指の骨折で欠場となる中、マウンドを任されたのはU23日本代表、大卒ルーキーの井上でした。

リーグ初先発の井上は初回で2本のホームランを打たれ3点を失ったものの、2回以降は落ち着きを取り戻し粘りのピッチングで味方の援護を待ちます。

ルーキーの奮闘に報いたい打線は6回、1アウト1塁としてバッターはキャプテン鳥山。センターの頭上を越える2ランホームラン。頼れるキャプテンの2試合連続アーチで1点差に詰め寄ります。

7回途中からは新見市出身、高卒ルーキーの阿曽が登場。125キロ前後の速球で連続三振を奪って試合は1点差のまま最終7回の攻撃へ。

30日はあと一本が出なかった平林金属。3対2で高知に敗れましたが、第1節を3勝1敗と勝ち越して新シーズンをスタートしました。

(2戦連続ホームラン 平林金属 鳥山和也主将)
「ルーキーが投手だったのでどうにか逆転したかったが、あと1歩届かなかった」

(2者連続三振 平林金属 阿曽慣太投手)
「抑えられるか不安もあったが、結果として抑えられたのでこの結果が自信になった」