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16年の堅実な市政運営に支持 一方で多選批判も…高松市長に大西秀人さんが5選【香川】

2023.04.24

16年の堅実な市政運営に支持 一方で多選批判も…高松市長に大西秀人さんが5選【香川】

4月23日に行われた高松市長選挙で、現職の大西秀人さんが5回目の当選を果たしました。県都・高松の今後4年間のまちづくりをどう進めていくのか?大西市長に話を聞きました。

当選から一夜明け、公務に復帰した大西さん。前回無投票で、8年ぶりの選挙戦でした。

(5回目の当選を果たした 大西秀人氏)
「戦い終わったなという安堵感が強い」

開票結果は下記の通りです。
【開票結果】
  灘波 博司  52,798
当 大西 秀人  90,485

自民党や公明党などの推薦を受け、組織選挙を展開した現職の大西秀人さんが新人の灘波博司さんを破り、5回目の当選を果たしました。投票率は42.26%で8年前の前回を5.35ポイント下回り過去最低となっています。

大西さんはこれまでの4期16年で、中心市街地のにぎわい作りや、公共交通機関の整備などを進めてきました。高松市では7月にG7都市大臣会合を控えているほか、まちの玄関、高松駅があるサンポート地区の大型開発も活発化しています。今後の市政運営の抱負を聞きました。

(大西秀人氏)
「少子化対策としての子供・子育て環境の整備。出生率がこれだけ落ちているのをどうにかしないといけない。あとは観光事業の回復。インバウンドは少しずつ戻ってきているが、これを本格的に回復しないといけない」

今回の選挙戦では大西さんが進めてきた大型インフラへの投資や、多選に対する批判票などが新人に流れたのも事実です。

(河野有紀記者)
「今回の高松市長選挙は大西さんの堅実な市政運営が支持される結果となりました。一方で、批判の声をどう受け止めるのか。大西さんの5期目の手腕が問われています」