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2023.03.07

「春っぽい気分に…」“脱マスク”で気になる口元は?需要高まる化粧品や顔のケア商品【岡山・香川】

新型コロナ対策のマスク着用について、政府は3月13日から、個人の判断に委ねる方針を示しています。脱マスクをにらみながら、一足早く商戦が始まっています。現状を取材しました。

(森夏美アナウンサー)
「約1週間後、個人の判断に委ねられるマスクの着用。マスクなしの生活を前に、いまコスメや顔のケアに使う商品の需要が高まっています」

岡山市北区のマサヤ岡山一番街店では、スキンケア商品やコスメなど約50のブランドの化粧品を販売しています。

(客は)
「頬の辺りの乾燥が気になっていたので、保湿をしっかり頑張っていた」
「しばらくリップ類を買っていなかったので、新しいものを買って春っぽい気分になりたい」

今までマスクで隠れていた、口元や頬に使う化粧品類などへの注目が高まっていて、全国で37店舗を展開するマサヤでも、3月に入り、化粧品を新調したり肌トラブルを解消しようと、商品を探したりする人が増えてきたといいます。

KANEBO(カネボウ)のモイスチャールージュネオは全14色あり、とくに顔の印象を明るく柔らかく見せる、この春の新色が人気だということです。

コロナ禍で控えていた、販売員によるスキンケアやメイクのサービスも、マスク規制の緩和で接客しやすくなるのでは、と期待を寄せています。

(マサヤ岡山一番街店 定清千絵子主任)
「(コロナ前から)数年経っているので、とくに口紅は酸化してしまっていて、唇の荒れにつながることが多いので、マスクも取れるし、春でもあるので、メイクをしっかり楽しんでもらいたい」

一方、ハンズ岡山店では、男性向けの化粧品はもちろん、髭剃りや毛抜きなど顔のケアに使う商品も数多く取り扱っています。

プラスチックを削減した、環境に優しい紙カミソリは、組み立て式で持ち歩きやすく、出先でいざという時にも役立つアイテムです。

また、コロナ禍で需要が減っていた、口臭ケアの商品も売れ行きを伸ばしていて、店ではレジの近くに特設コーナーを設け、販売促進を図っています。

(ハンズ岡山店 松本恵美さん)
「これからは(口元が)気になる人が増えると思うので、(売上も)伸びていくと。気になっていた商品に手を伸ばせる環境をつくっていけたら」

日常の身だしなみも大きく変えた新型コロナ。店ではマスク規制緩和の行方を注視しています。