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2023.03.02

62段の石段も“ひな壇”に…「備前片上ひなめぐり」約4500体の人形が華やかに【岡山】

3月3日の「ひな祭り」を前に、岡山県内ではまちをひな人形が彩るイベントが、続々と始まっています。

備前市の神社では2日、「石段ひな飾り」がお目見えしました。

(中塚美緒アナウンサー)
「あす3月3日はひな祭りです。こちら宇佐八幡宮では、岡山のみならず全国から集まったひな人形が約330体並んでいます。壮観ですね」

備前市片上地区で2日から始まった「備前片上ひなめぐり」。メイン会場のひとつ、宇佐八幡宮ではひな檀に見立てた62段の石段にひな人形が飾られています。

岡山県内をはじめ全国から寄付されたもので、今回新たに仲間入りしたものも。ひなめぐりの期間中、地元の人たちが毎朝1時間ほどかけて石段に並べています。

(訪れた人)
「(Qおひな様を見てどうだった?)すてきだった。(Qどんなところがすてきだった?)キラキラの服がすてきだった」
「すごくきれいだった。はじめてきたが、びっくりした。最初は怖がっていたが、楽しめた」

(中塚美緒アナウンサー)
「宇佐八幡宮の石段ひな飾りに続く道も、おひな様が飾られる花道となっています。家の前に飾られていたり、屋根にもおひな様が飛び出してきています!」

片上商店街400メートルの通り沿いには、約4500体ものひな人形がずらり。中には、江戸時代末期の貴重なひな人形もあり、訪れた人を楽しませてくれます。

(備前片上ひなめぐり実行委員会 宇治橋雅子さん)
「かわいいですね、飾るのが大変だったでしょうと言ってもらえる。それを聞くだけでうれしい。ぜひ皆さんに見てもらいたい」

備前片上ひなめぐりは3月5日まで、まちを彩る華やかなひな人形を見に出かけてみてはいかがでしょうか。