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2023.02.10

約19億円の過大受給 岡山大学病院に立ち入り調査 コロナ交付金”返金額”は…【岡山】

岡山大学病院が、新型コロナウイルスに関する国の交付金、約19億円を過大に受給していた問題で、岡山県は2月10日、国に返金する金額を確定するための立ち入り調査に入りました。

午前9時前、岡山県の職員が、岡山大学病院に立ち入り調査に入りました。

この問題は、岡山大学病院が、2021年1月から22年3月にかけて、新型コロナ患者のために確保したものの埋まらなかった病床などに対し、国から支給される「空床補償」と呼ばれる交付金、約19億円を過大に受給していたものです。22年11月に病院の自主点検で発覚したもので、実際よりも高額な病床の単価で申請していました。

10日の立ち入り調査は、帳簿を確認するなどして過大受給した交付金について、国に返金する金額を確定するために行われています。

岡山大学病院は、「意図的な過大請求ではなかった」としていて、金額が確定し次第、返還する考えを示しています。