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2023.01.20

初便は“ほぼ満席” 大都市ではなく“地方”への関心高まる 高松―台北線3年ぶり再開【香川】

コロナ禍で運休していた高松空港の台北線が、1月19日、約3年ぶりに再開しました。ソウル線に続く再開で、インバウンド需要が回復しつつあります。

高松ー台北線の運航は、2020年2月以来、2年11ヵ月ぶりで、台湾の旧正月、春節の休みに合わせて再開したことから、最初の便は、ほぼ満席の170人が搭乗しました。

台湾では以前から旅行先として、日本は人気でしたが、コロナ禍を経て、大都市でなく、地方への関心が高まっています。

(台湾からの観光客は…)
「今までは大都市が人気だったが、今は自然や文化伝統がある所に行きたい」
「(円安で)爆買いしたい。ご当地のお土産やグルメをたくさん食べたい」

こうしたトレンドの変化は、旅行慣れした一部の人に限った話ではなく、19日、空港で行われた記念のセレモニーでは、台湾当局の関係者が次のように指摘しました。

(台北駐大阪経済文化弁事処 向明徳処長)
「5人に1人は日本に来ている。台湾人は地方に行くようになっている。台湾の観光客が香川に来ることを 期待している」

県内のインバウンド復活を後押しする台北線の再開。高松空港では、4つある国際線のうちソウル線も再開していて、22日からは香港線のチャーター運航も始まります。