OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2023.01.10

倉敷のことを全世界に発信 西日本豪雨からの復興 伊東香織市長の思い【岡山】

シリーズでお伝えしている新春インタビュー、1月10日は倉敷市の伊東香織市長です。G7労働雇用大臣会合の開催や西日本豪雨からの復興にかける思いを聞きました。

(倉敷市 伊東香織市長)
「国際理解が深まっていくように、そして、その前提として、我々の倉敷市で労働と雇用の長い歴史がある私たちの町で、大臣会合が行われる。そこをしっかりサポートしていけるようにしたい」

2023年4月、G7広島サミット先進7カ国首脳会議に伴う労働雇用大臣会合が開催される倉敷市。前回のサミットに続き2回目の閣僚会合の誘致となります。関連イベントとしてこどもサミットなどが予定されていて、伊東市長は、倉敷から世界に発信する絶好の機会になると期待しています。

(倉敷市 伊東香織市長)
「今、コロナの状況の中で、観光地である倉敷市も非常にいろいろ悩んでいる。そして、お客様にまた来てもらいたいとの思いがある。このG7大臣会合を大きなきっかけにして、 倉敷市のこと、地域のことを全世界に発信して、多くの人に、また日本に来てもらえるように、その中でも倉敷に来てもらえるように、広島・倉敷、それから京都というような、観光ルートとかができていけばいい」

一方、2023年は、未曾有の災害をもたらした西日本豪雨から5年という節目の年。被災地でのコミュニティの再生などに力をいれ、復興に取り組みたいとしています。

(倉敷市 伊東香織市長)
「この5年の間で、あの大きな災害からの復興を必ず成し遂げていくということを、災害のあとにみんなで考えて決めた。計画は、順調に、むしろ前倒しで進んできていると思う。コロナの状況の中で、町のにぎわいとか、人のつながりの部分が、なかなか復活しにくいところがあったので、もっともっと人の交流が盛んになって、また全国からも災害の経験を勉強したいという人も来ると思う。いろんな皆さんとのつながりができていくように、そういう面でも活性化できればいいと思う」

ウサギが跳ねるように飛躍が期待される2023年。伊東市長に2023年にかける思いを文字にしてもらいました。

(倉敷市 伊東香織市長)
「今年の一言はこちらです。今年はサミットの大臣会合で、国際的な交流もある。また多くの人が集まって、交流ができるような 年になっていけばいいと思う」