熱戦が続いている春の高校バレー全国大会。大会３日目の１月６日、香川県女子代表の高松南は、ベスト８進出をかけて三重と対戦、試合は、手に汗握る大接戦となりました。

第１セットをデュースの末落とし、後がなくなった高松南。第２セットは相手サーブをしっかりと拾い立て直すと、試合はシーソーゲームとなります。

均衡を破ったのは、前の試合でも大活躍した１番センターエースの山内でした。１８対１７と１点差で迎えた場面で、山内は回り込んでライトからスパイクを決めるなど、１人で４連続ポイントを決め、高松南が２５対２３でセットを取り返します。

勝負のかかった第３セット、高松南は持ち味の粘り強い守備からチャンスを作り、ポイントを重ねます。最後まであきらめないバレーを展開した高松南は、接戦をものにし、ベスト８進出を決めました。