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2022.09.02

「県民本位を肝に銘じた」浜田知事退任 3期12年を総括 新知事へのエールは【香川】

任期満了で9月4日に退任する香川県の浜田知事が、9月2日、退任会見を開き、県政運営への思いを語りました。

(香川県 浜田恵造知事)
「県民本位の県政を肝に銘じて、着々寸進洋々万里という言葉のように、少しずつ進めていくことで、万里のかなたまで届くことができる。そういう気概を胸に、瀬戸内田園都市の創造を目指してきた」

浜田知事は、3期12年の任期をこのように総括しました。任期中は、観光をベースに誘客の促進や防災対策、新型コロナ対策などに力を入れてきましたが、特に印象に残ったことについて次のように述べました。

(香川県 浜田恵造知事)
「交流の推進を行い(高松空港の)国際線について、従来のソウル便以外に、上海便が加わり、1番機である春秋航空の翼が高松空港に見えた時は、大変うれしく思った」

そして、新型コロナ対策と防災対策は、引き続き県政の優先事項だと指摘した上で、新しい知事に就任する池田豊人さんにエールを送りました。

(香川県 浜田恵造知事)
「大きな構想力、強い実行力を発揮してもらい、道をひらいてほしい」

浜田知事は政治家を引退しますが、今後は、四国新幹線の誘致などで県政に関わりたいとしています。