倉敷市として初めての避難民受け入れです。ロシア軍による軍事侵攻によってウクライナから避難してきた女性が倉敷市に住むことになり、７月１９日、市役所を表敬訪問しました。

ウクライナから避難してきたのは、アリサ・ヤセンチュックさんです。アリサさんは、ウクライナ北西部の町ルツクの出身で、中学生の頃から日本文化に興味を持ち、大学では日本文学を専攻したということです。

ロシアの軍事侵攻のため避難していたポーランドのワルシャワから１７日、１人で来日したアリサさんは、倉敷市役所を表敬訪問し、「親切に対応してもらい感謝しています」と話しました。

倉敷市がウクライナからの避難民を受け入れるのはアリサさんが初めてです。

（アリサ・ヤセンチュックさん）
「みんな私にやさしくて、（日本に来られて）うれしい。（倉敷は）いい街だと思う。広くていろいろなものがあり好きです」

倉敷市では、市民から寄せられた家具などを無償でアリサさんに提供するほか、市の支援窓口を通じ様々なサポートをすることにしています。アリサさんは、市内のアパートに住み働きながら語学学校に通って、日本語を学ぶことにしています。