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2021.04.07

コロナ初感染から1年 抑止困難!クラスター発生の背景にコロナ特有の理由【岡山・香川】

新型コロナウイルスの感染者数を大きく押し上げてきたのが、感染者の集団、クラスターです。その発生の抑制が難しい背景には新型コロナウイルス特有の理由がありました。

3月2日、高松市の特別養護老人ホームが、約2カ月に及んだ闘いに終止符を打ちました。

この施設では入所者と職員のあわせて107人が感染する大規模クラスターが発生。無症状の感染者から感染の連鎖が起きたと見られています。

(弘恩苑 鎌田真雄施設長)
「どこで感染するかわからない感染の怖さを感じた早めの発見と熱が出た時の静養が非常に大事だと思います。」

クラスター、1カ所で5人以上の感染を指します。この1年で岡山県で50件、香川県で11件が発生しました。感染の連鎖はなぜ…、背景には新型コロナ特有の理由があると専門家は指摘します。

(高松市立みんなの病院 岸本伸人副院長)
「本当にやっかいなのは無症状の人、わずかな症状しかない軽症の人がいるのでそういう方は自宅療養もしない、この中からどうしても感染が広がっていくそういうところが非常にやっかい。」

拡大の仕組みです。1人の感染者が周囲にウイルスをうつしても症状が重ければすぐ感染が分かります。しかし無症状や軽症の感染者が多い新型コロナはそうした患者を介して水面下で感染が拡大、早い段階で感染の連鎖を把握するのが難しいのです。

(千葉県 森田健作知事)
「12人が同一施設を利用しており県内初の変異株を原因とするクラスター。」

そして今、事態は新たな局面を迎えています。千葉県ではいわゆる、昼カラオケの店舗で感染力が強いとされる変異ウイルスのクラスターが発生。新たな脅威とどう向き合えばいいのでしょうか。

(高松市立みんなの病院 岸本伸人副院長)
「基本的な対策は今現在と全く同じでいいと思う、基本は飛沫感染主体ですので手洗いとマスクをちゃんとして密にならないこと、3密を守っていけばある程度防げる。」

自分が感染しないだけでなく他人を感染させない。そんな気構えで日頃の対策を徹底することがクラスターを抑えることにつながります。