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鳥インフルエンザ制限一部解除も県は警戒継続【香川・三豊市】

2021.01.12

鳥インフルエンザ制限一部解除も県は警戒継続【香川・三豊市】

三豊市で相次いだ鳥インフルエンザで周辺への感染拡大は見られないとして、11日夜、出荷の制限が一部で解除されました。香川県は今後も警戒を続けるとしています。

三豊市では2020年11月以降、特定の地域の養鶏場で病原性の高い鳥インフルエンザが12例相次ぎ、半径10キロ以内の養鶏場で2カ月以上、ニワトリやタマゴの出荷を制限する措置が取られていました。香川県は検査の結果、周辺の養鶏場への感染拡大は見られないとして、11日午後10時に半径3キロから10キロ以内の制限を解除しました。また半径3キロ以内の制限についても、新たな発生がなければ1月16日午前0時に解除する方針です。一方、いまだ感染経路は特定できておらず、ウイルスを持ち込む可能性が指摘される渡り鳥の移動も活発であることから、浜田知事は養鶏場に対する警戒を続けるとしています。

(香川県浜田恵造知事)
「シーズンとしては渡り鳥の多い季節なので警戒を緩めず予防を徹底する」