わら細工で体をたたき1年の無病息災を願う新年の伝統行事「てっちりこ」が11日岡山県鏡野町で行われました。
「コロナに負けませんように」
鏡野町に古くから伝わる「てっちりこ」です。長さ50センチほどのわら細工で体をたたき1年の健康を祈願するもので、正月飾りや書初めなどを焼く「とんど」に合わせて行われています。炎の周りでは地元の人たちが声をかけながら、訪れた人の頭や肩などをたたいていました。
(訪れた人)
「早くコロナが収束し笑顔で過ごせるような日が早くきてほしい」
「健康に頑張って働いて過ごしたい」
主催したNPOによりますと、11日は町の内外から約50人が訪れたということです。