生物学に関する研究や文化・芸術・スポーツなどの活動を支援する両備てい園記念財団の助成金の受賞者が決まり、１０月７日、岡山市で表彰式が行われました。

助成金の贈呈は岡山市の公益財団法人、両備てい園記念財団が１９７９年から行っているもので、２０２０年は生物学に関する研究が２０件、文化・芸術・スポーツなどに関する活動が１１件、総額９５０万円の助成が決まりました。

新型コロナウイルスの感染防止対策として贈呈式は２回に分けて行われ、生物学に関する研究で助成を受ける大学の研究者に小嶋光信理事長から助成金が手渡されました。

（両備てい園記念財団　小嶋光信理事長）
「コロナの中でも負けずに、日本だけではなくて、世界に通用するような研究や活動を大きな望みを持ってしてもらいたい」

新型コロナの影響で助成金の原資が厳しい状況にあるということですが、財団は２０２１年も続けていきたいとしています。