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2020.09.02

営業は週に3日だけ!我が町に憩いの場所を…被災地の喫茶店「我が家たけ」【岡山・倉敷市】

週に3日だけ営業する喫茶店が倉敷市真備町の住宅街にあります。店を切り盛りするのは、豪雨で被災した夫婦。自慢の料理に込めたのは、我が町への思いでした。

9月2日のランチは手羽先の黒酢煮が中心のぜいたくなメニュー。
甘口で優しい味付けが評判で、ランチタイムになるとこのにぎわいです。

(お客さんは)
「美味しいのと、ほっとする空間…美味しかった」

(井竹さん夫婦)
「なごんでほしいなーって…それが一番ですけど」

その店は、住宅街の中にあります。

(カーナビ)
「目的地は左側にあります」
「(記者)あ、これか」

倉敷市真備町の喫茶店「我が家たけ」は、店主夫婦の自宅に2020年7月、オープンしました。

営業日は土日と、平日は水曜日だけ。夫婦にはどちらも別の仕事があるからです。5年ほど前まで飲食店をしていたという料理の腕前を地域のために生かそうと考えたのは、西日本豪雨から少し経ってからでした。

これは豪雨直後の自宅を写した写真です。30年暮らした場所は2階まで浸水。
周りの支えで少しずつ前に進みました。そんなある日、周りの人たちから再び料理の腕をふるってほしいと頼まれた2人は、豪雨を経て、つながりも強まったというこの場所のために、憩いの場所を作ると決めました。

(井竹道晴さん・克美さん夫婦)
「私たちも落ち込んだけど、リフォーム通じて前向きになったというのもあるから、皆さんもそんな感じになったらいいかなって…出会いができた、ってことも言えるし…な。」
「ね」
「うふふふ(笑)」

仲良し夫婦はこの場所で料理の腕を振るっています。
営業は週に3日だけ、でもこの町への思いはずっと抱きながら。

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