コロナ禍で様々なイベントが中止となる中夏の思い出作りにと、地元の食材を使った料理を楽しむ１日限定の喫茶店が観音寺市にオープンしました。

地元のピオーネを使ったクリームソーダに、香川名物、骨付鳥を豪快にトッピングした夏野菜カレー。観音寺市のレンガ倉庫にきょう限定でオープンしたのは移動型の喫茶店「旅する喫茶」です。新型コロナの感染拡大で、なかなか出かけられなかった人たちに、ひと夏の思い出を作ってもらおうと、市内の飲食業者などが企画しました。地元の食材を使ったメニューは味もさることながら見た目も色鮮やか。訪れた人たちはスマートフォンを手に料理の撮影を楽しんでいました。

（訪れた人は)

「地元の食材をたくさん使っているということで、本当においしいものを頂いた」「クリームソーダはＳＮＳで見たそのままのものが出てきて、かわいくて食べるのがもったいない」

（主催した日下伸彦さん）

「普段では体験できない価値があり、賛否あるが開催した。お客様の安心安全を第一に居心地よい空間を作っていきたい」

喫茶店は完全予約制で、今後も県の内外で不定期にオープンするということです。