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岡山放送

2023.05.10

JR四国 地元自治体との「赤字路線」存廃を含めた協議に慎重姿勢も…迫り来る厳しい経営状況【香川】

赤字路線について、自治体と協議を始めたいJR四国の西牧社長は、5月10日、慎重な姿勢で臨む考えを示しました。

一方、経営は厳しい状況が続いていて、時間に余裕のない現状が浮き彫りとなりました。

(JR四国 西牧世博社長)
「候補として3線区4区間があると説明。それをすぐにどうこうすることは考えていなくて、線区をどういう取り扱いにするかを含めて地元の自治体と話をする必要がある」

会見で言葉を選びながら発言した西牧社長。

4月、香川以外の四国3県の予土線、予讃線、牟岐線の3線区4区間から協議を始める可能性を示していました。いずれの線区も2019年度の実績で1キロ当たりの1日の平均乗客数を示す「輸送密度」が1000人未満でした。

今後は新たに整備された国の制度を活用して存廃を含めた協議が始まりますが、議論がスムーズに進むかは不透明です。

10日は2022年度のグループ全体の連結決算も発表され、経常利益は3800万円と5期ぶりに黒字となりました。

しかし本格的なアフターコロナの2023年度は、資源価格の高騰などもあり経常損益は赤字の予想で、厳しい経営状況が続きます。