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JR四国・西牧社長 輸送密度1000人未満路線で”存廃含めた議論開始”へ…対象路線は?【香川】

2023.04.26

JR四国・西牧社長 輸送密度1000人未満路線で”存廃含めた議論開始”へ…対象路線は?【香川】

JR四国の西牧世博社長は、四国内で利用客が少ない3つの路線のいずれかから存廃を含めた議論を始める考えを示しました。

(JR四国・西牧世博社長)
「3線区のうちどれかから始めることになると思う。自治体の受け方がどうなるかそれはこれからの話」

4月25日の会見で明らかにしました。3つの路線は香川県以外の四国3県にある予土線、予讃線、牟岐線です。該当する区間は、予土線が北宇和島~若井間、予讃線が向井原~伊予大洲間、牟岐線が阿南~牟岐間と牟岐~阿波海南間の4つとなります。

いずれも2019年度の実績で1キロ当たりの1日平均乗客数を示す「輸送密度」は1000人未満でした。地域公共交通の再編を巡っては新たに法律が成立し国が主導する形で路線を存続させるか、議論することになりました。

西牧社長は県の担当部署に議論を始める考えを示していて、協議が難航した場合、国が支援してくれるのが大きいと話しました。