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2023.04.18

旅行の計画は早めに! GWはコロナ禍前の水準に すでに夏以降の問い合わせも…【岡山・香川】

もうすぐ迎えるゴールデンウイーク、2023年は旅行をする人が前年に比べて大幅に増える見通しです。さらに、早くも夏以降の予約の問い合わせも増えていて、旅行代理店は対応に追われています。

(電話の応対)
「こんぴらさん(香川)すごく近場になりますけど、あと淡路島(兵庫)が関西圏の方が動いているみたいで。全然良いホテルが空いていなくて…」

(リョービツアーズ 坂本欣子さん)
「(今の電話は?)5月5日の泊り(の問い合わせ)。なかなか空いていない」

岡山市北区の旅行代理店リョービツアーズです。ゴールデンウイーク期間の4月29日から5月7日までで、宿泊が伴う旅行の予約人数は138人と、2022年と比べて約6倍に増えました。コロナ禍前とほぼ同じ水準で、沖縄や東京などを行き先とした、飛行機や新幹線などの公共交通機関を使った旅行が復調してきたということです。

(リョービツアーズ 坂本欣子さん)
「今まで旅行に行っていなかった人たちが旅行に行っていると感じるくらい、GWは、今年はすごく早い時期からの需要が多い。ものすごい伸びがある。体感的には(去年より)10倍以上多いイメージ」

鉄道の予約も回復しています。JR西日本によりますと、4月28日から5月7日までの間、岡山駅を出発する新幹線指定席の予約率は、4月13日の時点で、下りが28%、上りが27%。前年の同じ時期に比べて、予約数は上り・下りともに60%増え、動きが早くなっています。

リョービツアーズでも、すでに夏以降の旅行の問い合わせが増えてきているといいます。

(リョービツアーズ 坂本欣子さん)
「今までは海外旅行の方が戻ってなかったが、岡山-台北便が再開して5月27日から毎日運航に変わるので、そのタイミングでツアーパッケージを、販売も計画しているので、今後は海外向けにシフトしていく」

全国の空港で国際線の運航が再開され、今後は海外からのインバウンド客が急増する可能性も。限りある宿泊先の争奪戦となる様相で、これからの旅行計画は早めに準備する必要がありそうです。