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支援物資を岡山⇒高知へ 効率的な輸送方法は? 南海トラフ地震が発生したら…【岡山】

2023.02.15

支援物資を岡山⇒高知へ 効率的な輸送方法は? 南海トラフ地震が発生したら…【岡山】

南海トラフ地震が発生した際、国からの支援物資を岡山から高知に運ぶ手順を確認する訓練が2月14日、真庭市などで行われました。

この訓練は国や岡山県、高知県などが民間の物流会社と連携し行われたものです。

訓練は3日前に南海トラフ地震が発生し支援物資が集まる四国地方の拠点施設が使用できなくなったとの想定で行われました。国から要請を受けた岡山県が民間の物流会社に依頼し真庭市にある会社の配送センターから高知県の西部、宿毛市の総合運動公園と宿毛市の離島、鵜来島に支援物資を運びます。

(岡山県危機管理課防災対策班 植田浩一総括参事)
「今回の訓練をふまえて、今後どのように広域的な支援をやっていくかということを気にかけていかないといけない」

トラックは災害時、現在地が把握できるようGPSが搭載されていて、午前8時半に真庭市の配送センターを出発しました。岡山からは高知自動車道を通る徳島県経由と松山自動車道を通る愛媛県経由の2つのルートで運ばれ、トラックは350キロ以上走行後、午後3時頃高知県宿毛市に到着しました。

(宿毛市危機管理課 有田巧史課長) 
「迅速に安全に物資を届ける課題の中で、検証も含めてどのように生かしていけるのか、スムーズな輸送の構築につなげたい」

主催者は今回の訓練を検証し、効率的な輸送方法を検討していくことにしています。