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高校生自殺 10年以上かかって文科省が調査結果訂正 遺族の要望受け【岡山・岡山市】
岡山放送

2022.12.21

高校生自殺 10年以上かかって文科省が調査結果訂正 遺族の要望受け【岡山・岡山市】

10年前、岡山市の県立高校で野球部の生徒が自殺した問題で、文部科学省は、12月21日、当時の状況に関する調査について、岡山県教委から訂正報告があったとして調査結果を訂正し、公表しました。

この問題は、2012年7月、岡山市の岡山操山高校で、野球部のマネージャーをしていた当時2年の男子生徒が監督の叱責を受けた後、自殺したものです。

岡山県教委は、その翌年、文科省の調査に対し、男子生徒が置かれていた状況について「父母等の叱責」などがあったと報告し、その内容が調査結果として公表されていました。

一方、2021年3月に有識者による第三者委員会がまとめた最終調査報告書では、当時の状況について「家庭に問題点はなかった」と結論づけていました。

その後、県教委による調査の回答内容を知った男子生徒の遺族は、県教委に対し、文科省への訂正を要望していました。

文科省などによりますと、県教委は2022年9月、「父母等の叱責」や「学業等不振」などの項目を訂正するよう求めていたということで、12月21日、それが訂正され、公表されました。

今回の訂正を受け、男子生徒の両親は、10年以上かかって国の統計に自殺の原因が正しく反映され、本来、不要な苦労が報われたとした上で、学校側の一方的な報告では、指導上の問題を正確に把握できないと調査の問題点を指摘しています。

また、県教委は、「今後も遺族の要望を聞きながら再発防止策について検討する」とコメントしています。