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2022.11.03

2歳児の首が遊具の隙間に挟まり死亡 検証会議が最終協議 再発防止策は【岡山・岡山市】

2021年10月、岡山市の認可保育園で、園児の首が遊具の隙間に挟まり、その後、死亡した事故で、有識者による市の検証会議は11月2日夜、報告書の取りまとめに向けた最終協議を行いました。

この事故は2021年10月、岡山市北区の認可保育園で、当時2歳の男の子の首が園庭の複合遊具の隙間に挟まり、その後、死亡したものです。

岡山市は、2022年3月から有識者による検証会議を開いていて、2日夜、報告書の取りまとめに向けて行われた最終協議では、遊具の安全性や保育体制についての課題が議論されました。

報告書には、事故に至らなくても危険だった保育施設の「ヒヤリハット事例」を共有し、保育士を対象とした研修を行うなどの再発防止策が盛り込まれる見通しです。

(岡山市児童処遇専門分科会 中島洋子会長)
「安心安全のためには、市として保育体制やあり方について充実してほしい」

報告書は11月14日、大森市長に提出される予定です。