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2022.07.27

牛窓の名産品「そうめん南瓜」を使ったドーナツ!? 大学生の斬新なアレンジレシピに料理人は…【岡山】

瀬戸内市特産のそうめん南瓜を広めようと岡山市の大学の学生がアレンジレシピを考案し、7月27日、完成品がお披露目されました。

「チリチリ」

カリっと香ばしく焼かれたチヂミに…黄色のクリームをふんわりとまとったモンブラン。

実は、使われているのはそうめん南瓜です。瀬戸内市牛窓町が特産のカボチャの仲間で温めてほぐすと、まるでそうめんのように細長く糸状になるのが特徴です。

このそうめん南瓜の認知度を高めようとJA岡山が中国学園大学にアレンジレシピの考案を依頼し、27日、完成品がお披露目されました。

(レシピを開発した大学生)
「そうめん南瓜を使ったドーナツを開発した。サーターアンダーギーをモチーフに作ったので、食べやすい感じを楽しんでほしい」

今回、学生が考案したのはチヂミ、モンブラン、ドーナツ、サラダの4種類。プロの料理人ら7人が料理を批評します。

(くらしき白壁 藤田弘記料理長)
「チヂミの厚さを薄めに焼いてパリパリとしたら、さらにおいしい」

(フルーツタルトガウディ 河原道徳オーナー)
「モンブランはここからもう少し(変えて)うちのタルトと合わせた商品ができる」

(JA岡山 山本到常務理事)
「若い学生の方々が考えたメニューが非常に斬新で感動している。そうめん南瓜は全国的にみてもマイナー商品なので、食べ方からPRして、消費拡大に努める必要がある」

JAでは、27日のレシピ開発をきっかけに販路拡大を目指したいとしています。