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ウクライナの現状は どう支援すれば…中学生が大使館とオンライン会議【岡山・岡山市】

2022.05.12

ウクライナの現状は どう支援すれば…中学生が大使館とオンライン会議【岡山・岡山市】

長期化するロシアによるウクライナ侵攻、その現状を知り、支援につなげようと岡山市の中学生が5月10日、駐日ウクライナ大使館とオンラインでの会議を行いました。

(駐日ウクライナ大使館 インナ・イリナ三等書記官)
「戦争状態になっていて、たくさんの子供たちが勉強できなくなった。オンラインで勉強を続けている」

駐日ウクライナ大使館とオンライン会議を行ったのは岡山市中区の操南中学校の生徒10人で、インナ・イリナ三等書記官に話を聞きました。

中学校はこれまで、有志の生徒約100人が募金や折り鶴を大使館などに届ける支援プロジェクトを行っています。

(生徒は…)
「我々や世界中の人たちからの支援物資はウクライナの東部にもしっかり届いているのでしょうか」

(駐日ウクライナ大使館 インナ・イリナ三等書記官)
「届いています。激しい戦闘地域だけは支援物資が届かない状態。でもウクライナの軍人は頑張っている。早く平和になるように」

会議ではそのほか、戦闘地域で食料や衣料品などが不足していることや大使館には連日、寄付や物資支援についての問い合わせが相次いでいる現状が伝えられました。

(3年生の生徒は…)
「救援物資がちゃんと届いていたとイリナさんから聞けたのが1番良かった。自分たちの募金がちゃんと届いたので」
「オンラインだが直接ウクライナの人の声を聞いて、やっぱり深刻な状態の中でも1日でも早く平和になり、ウクライナの人が笑顔になれるようにと改めて感じた」

中学校では今回の会議を踏まえて今後の支援のあり方を検討していきたいということです。