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2022.04.21

国内最古の木造校舎「旧吹屋小学校」保存工事終え観光施設として公開【岡山・高梁市】

明治時代に建てられ岡山県の重要文化財に指定されている高梁市の旧吹屋小学校で、7年の歳月をかけて校舎の保存修復工事が終わり、4月21日から一般公開されています。

明治時代に建てられた高梁市の旧吹屋小学校、2012年3月に児童数の減少で閉校するまで国内で最も古い木造校舎でした。

老朽化のため、2015年から約9億8600万円をかけて大がかりな保存修復工事が行われました。

現役当時の面影を残す教室の中には、かつて授業で使われた楽器や実験器具、子供たちの作品などが展示され、小学校の卒業生や地元の住民などがさっそく見学に訪れていました。

(昭和26年の卒業生は…)
「涙が出るくらい懐かしい。子供に返っている、今」

(訪れた人は…)
「観光資源としていけるなと思った」

(旧吹屋小学校 門田展明校長)
「地域の観光の核となって、いろんな人を国内外からこの吹屋の学校に来てもらって、それがずっと下に広がっていく。核となりたいと思っている」

旧吹屋小学校の校舎は、年末年始を除いて一般公開されます。