2021.10.05
世界初!備前焼を使って“備前焼”を作る…リサイクルマグカップ販売開始 味に変化も…【岡山・備前市】
焼き物の廃棄物をなくす新たな取り組みです。備前市の企業が備前焼のリサイクル事業を始め、出来上がった商品が岡山市で販売されています。
岡山市のコーヒーショップ。店頭に並べられたのは茶色のマグカップです。実はこれ…
(戸田奈沙記者)
「こちらのマグカップ。制作過程で製品にならないと判断された備前焼からできているんです。」
作る過程で割れたり焼けすぎたりして商品にならないものが1割程度出る、備前焼。これまでは産業廃棄物として捨てられてきました。
(ザ・コンティニュー 星野夏海さん)
「作家さんを訪れた時に庭先に備前焼の器が放置されている。聞くと焼いている過程で商品にならないものはここに置いていると。ちょっと待てよと、これってずっと溜まっていくばかりだなと。」
その思いから2021年始めたのが備前焼のリサイクル事業。
備前市のレンガ工場と協力し、製品にならなかった備前焼を細かく粉砕。地元の土と混ぜ合わせ、新たな原料を作りました。
1000年続く歴史で初めての快挙だといいます。
(ザ・コンティニュー 星野夏海さん)
「世界初です。再生の(リサイクルした)備前焼を使って備前焼を作るのは。」
さらに2022年商品化予定のコーヒードリッパーには、穴が開いていませんが…目が粗いリサイクル素材を使っているため隙間からコーヒーがでてきます。
備前焼の素材を通すことで苦みがやわらぎまろやかな味になるといいます。
(ザ・コンティニュー 星野夏海さん)
「今SDGsやリサイクルに意識が向き始めたなかで陶器をリサイクルして陶器ごみを無くすのはこれからの時代にすごく必要。」
このマグカップは、岡山市の店舗のほかインターネットでも販売されています。
岡山市のコーヒーショップ。店頭に並べられたのは茶色のマグカップです。実はこれ…
(戸田奈沙記者)
「こちらのマグカップ。制作過程で製品にならないと判断された備前焼からできているんです。」
作る過程で割れたり焼けすぎたりして商品にならないものが1割程度出る、備前焼。これまでは産業廃棄物として捨てられてきました。
(ザ・コンティニュー 星野夏海さん)
「作家さんを訪れた時に庭先に備前焼の器が放置されている。聞くと焼いている過程で商品にならないものはここに置いていると。ちょっと待てよと、これってずっと溜まっていくばかりだなと。」
その思いから2021年始めたのが備前焼のリサイクル事業。
備前市のレンガ工場と協力し、製品にならなかった備前焼を細かく粉砕。地元の土と混ぜ合わせ、新たな原料を作りました。
1000年続く歴史で初めての快挙だといいます。
(ザ・コンティニュー 星野夏海さん)
「世界初です。再生の(リサイクルした)備前焼を使って備前焼を作るのは。」
さらに2022年商品化予定のコーヒードリッパーには、穴が開いていませんが…目が粗いリサイクル素材を使っているため隙間からコーヒーがでてきます。
備前焼の素材を通すことで苦みがやわらぎまろやかな味になるといいます。
(ザ・コンティニュー 星野夏海さん)
「今SDGsやリサイクルに意識が向き始めたなかで陶器をリサイクルして陶器ごみを無くすのはこれからの時代にすごく必要。」
このマグカップは、岡山市の店舗のほかインターネットでも販売されています。