岡山県は、インド型変異ウイルスデルタ株の感染者が増えていることなど、新型コロナウイルスの感染状況が悪化しているとして、８月４日から、岡山市の飲食店などに時短要請を行うことになりました。

２日朝開かれた対策本部会議で示されました。

８月３１日まで県内全域で設定されていた「デルタ株注意期間」は、３日で終了し、４日から３１日までを「デルタ株特別警戒期間」とします。

新規感染者やクラスターが特に増えている岡山市を「重点強化区域」とし、８月４日から市内の飲食店や結婚式場などを対象に、営業は午後９時まで、酒の提供は午後８時までに終えるよう法律に基づく要請を行います。

協力した店には、１日あたり上限２０万円の協力金が支払われます。

県の時短要請は８月３１日までです。

また、岡山県は、感染予防対策を行っている飲食店にお墨付きを与える新たな事業を２日から実施すると発表しました。

飲食店の申請を受け、８月中旬から現地調査を開始し、基準をクリアしていれば、認証を取得できるというものです。

岡山県は、県民が安心して利用できる外食環境を整えていきたいとしています。