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2021.07.07

広がるワクチン不足の余波 予約縮小など対応も…供給見通し立たず【岡山】

新型コロナワクチンの供給量減少の余波が岡山県でも広がっています。

予約の枠を減らすなど、対応に追われる倉敷市の医療機関を取材しました。

(ふくしまクリニック 福島久毅院長)
「木曜日は休診日でもワクチンのために外来を開けて、1週間に200人を超えるペースでした。しかし、8月は供給の見通しが立っていないということで…」

倉敷市にあるふくしまクリニック。

6月、週に200人を超えていた接種のペースは、現時点で8月には90人程度になる見通しとなりました。

市から、8月の予約枠を「現状の4割程度に減らしてほしい」と要請されたからです。

(ふくしまクリニック 福島久毅院長)
「非常事態なので、その時の状況に応じて対応する」

背景にあるのがファイザー社製ワクチンの供給量の減少です。

倉敷市への7月の供給量は6月の半分、8月はさらに減る見込みです。

こうした状況は他の自治体も同じで、岡山市でも予約を3割、高梁市でも4割減らすよう医療機関に連絡するなど、多くが対応に追われています。

(河野太郎ワクチン担当相)
「先が見えないと受付を止めなければ…という話も出ておりますので、8月、9月の配分方針をお示しをしたい」

国は6日、8月と9月の供給量を示しましたが、その量は7月とほぼ同じ。しばらくは県内でも予約枠の慎重な調整が続きそうです。

(ふくしまクリニック 福島久毅院長)
「状況は刻々変わるが、我々は供給されたものをなるべく早く打つよう努力する」

広がるワクチン不足の余波。国を挙げた一大プロジェクトの中で、自治体や医療機関は翻弄されています。