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早朝に咲き夕方には散る「沙羅双樹の花」…源平合戦ゆかりの寺でナツツバキ見頃【岡山・倉敷市】

2021.06.24

早朝に咲き夕方には散る「沙羅双樹の花」…源平合戦ゆかりの寺でナツツバキ見頃【岡山・倉敷市】

源平合戦ゆかりの寺 倉敷市の藤戸寺で、ナツツバキの花が咲き見ごろとなっています。白い清楚な花が庭を彩ります。

源平合戦ゆかりの寺として知られる藤戸寺では、例年より10日ほど早い6月8日ごろからナツツバキの花が咲き始め見ごろを迎えています。

早朝に咲いたあと夕方には散ってしまうことから、この世の無常を象徴する「沙羅双樹の花」として平家物語にもうたわれています。

本来、沙羅の木は別の樹木ですが、日本ではナツツバキが沙羅として知られています。

庭には、葉が白くなるハンゲショウも植えられ、ナツツバキとの競演が初夏の風物詩となっています。

花は6月いっぱい見ごろだということですが、毎年開かれていた「沙羅の花を見る会」が新型コロナの影響で2020年に続き中止となり、一般公開はされていません。

寺では、2021年はぜひ鑑賞会を開きたいと話しています。