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昔ながらの田園風景 倉敷市祐安地区の水車 田植えシーズンに活躍【岡山・倉敷市】

2021.06.16

昔ながらの田園風景 倉敷市祐安地区の水車 田植えシーズンに活躍【岡山・倉敷市】

田植えシーズンを迎え、倉敷市祐安地区では田んぼに水を汲み上げる水車が活躍しています。

用水路に設置された木製の水車が回る、昔ながらの田園風景が広がります。

倉敷市祐安地区では、田んぼが川の水面より高く砂地で水もちが悪いことから水を汲み上げるため明治・大正の頃から水車が使われてきました。

米作りが盛んだった時代には数多くの水車が稼働していましたが、農家の減少により6月16日現在で活躍しているのは12基になっています。

川の流れを使って回り続ける水車は、田植えシーズンの風物詩となっています。

(祐安地区の水車に詳しい藤井裕志さん)
「これが回りだすと田植えの時期だなと。全国でも珍しい。ここだけでも働く(水車を)残した方がいいのではないかと思う。」

祐安地区の水車は、9月まで水を汲み上げ、周囲の田んぼを潤すことになっています。