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ブラックベリーを町の特産品に バングラ出身のカリムさん2年目の挑戦【岡山・矢掛町】

2021.06.15

ブラックベリーを町の特産品に バングラ出身のカリムさん2年目の挑戦【岡山・矢掛町】

岡山県矢掛町でブラックベリーの収穫が最盛期を迎えています。育てたのは、バングラデシュ人の男性、岡山の新たな特産品にしたいと期待を寄せています。

(カリム・ジアゥルさん)
「甘酸っぱい味。赤いのはすっぱい。黒いのは甘い・・・」

ブラックベリーはキイチゴの仲間で、ブルーベリーに比べビタミンや食物繊維などが豊富に含まれ、ベリーの王様ともいわれています。

町の特産品にしようと、地域おこし協力隊のカリム・ジアゥルさんが2019年から栽培を始め2021年で収穫2年目を迎えました。

2021年の出来は上々。収穫は先週から始まりこれまでに約30キロのブラックベリーが取れたということです。

カリムさんはもともと大学でブラックベリーを研究していて、栽培が簡単なブラックベリーを岡山の新たな特産にしたいと考えています。

(カリム・ジアゥルさん)
「露地栽培で簡単にできる。(栽培過程で)難しいことはあまりない。ジャム・ゼリー・アイスクリームと色々な加工品ができる。色々な所に広がってほしい。」

ブラックベリーを使ったジャムなどの加工品は、矢掛町のフルーツトピアなどで近く販売を始める予定です。

ブラックベリーの収穫は、6月いっぱい続き、約100キロの収穫を見込んでいます。