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「改めて水辺の危険性を認識してほしい」…親子死亡のため池で丸亀署と市の合同点検【香川・丸亀市】

2021.06.08

「改めて水辺の危険性を認識してほしい」…親子死亡のため池で丸亀署と市の合同点検【香川・丸亀市】

5月、丸亀市のため池で釣りに来ていた親子が死亡した事故を受け6月8日、市と警察による合同の現場点検が行われました。

事故当時、柵などが設けられていなかったため池の堤には、新たに鉄製のフェンスが設けられました。

5月9日、釣りに来ていた33歳と6歳の親子が死亡した丸亀市綾歌町の原池です。

現場点検には、市の職員と警察が参加し、主に市からは池周辺に車や人が入れないようにするハード面の対策、警察からは地域の子供たちに対する事故防止教室の展開などソフト面の対策が情報共有されました。

また、救命用浮き輪の使い方など、実際に事故が起きた時の対応も確認しました。

(丸亀市農林水産課 横井隆浩課長)
「ハード的な対策というのは本当に限られている。色んな所で広報活動、HPなどでも周知していきたい。」

(丸亀警察署 高島史典地域交通官)
「まもなく水辺のシーズンを迎える。改めてため池、川などの危険性を認識して十分に注意してほしい。」

現場周辺の丸亀市綾歌町には約220のため池が点在していて、市と警察は、地元と協議しながら水難事故対策を考えたいとしています。