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10→5万円 公約の半額給付議案提案の丸亀市長 議会では慣例により市幹部職員が説明【香川・丸亀市】

2021.06.03

10→5万円 公約の半額給付議案提案の丸亀市長 議会では慣例により市幹部職員が説明【香川・丸亀市】

丸亀市の松永市長が全市民に公約の半額となる5万円を給付する議案を市議会に提案したことを受け、6月3日、議員による質疑が行われました。

6月定例丸亀市議会には、全市民に5万円を給付する費用、57億3000万円を盛り込んだ補正予算案が提案されています。

松永市長は10万円の給付を公約に掲げ当選していて、3日の質疑では、議員から減額に関する厳しい質問が出ました。

(市民クラブ 横川重行議員)
「(公約違反に)ネット上でも批判が殺到している。公約では10万円を7月から8月に支給すると言っていたが5万円支給になった理由と経緯は。」

質疑では慣例により松永市長ではなく市の幹部職員が答弁を行いました。

(丸亀市産業文化部 山地幸夫部長)
「本市の財政計画に影響を及ぼさない財源調達としてボートレース事業会計から繰入金を財源とし将来に禍根を残さない最大限の金額として1人あたり一律5万円の給付にした。」

本会議終了後、松永市長は取材に応じ次のように述べました。

(丸亀市 松永恭二市長)
「非難されているのも質疑で出ていたが、市民にとって本当の利益を考えて考え抜いていろいろなことを相談した挙句押し進めようとしているので、これからもしっかり取り組む。」

市議会では4日、一般質問が行われ松永市長が答弁することになっています。