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実は2つあった!?「初代桃太郎」が復活!長い休暇を終え 空の玄関口のシンボルに【岡山・岡山市】

2021.05.25

実は2つあった!?「初代桃太郎」が復活!長い休暇を終え 空の玄関口のシンボルに【岡山・岡山市】

かつて、JR岡山駅に置かれていた初代桃太郎像が岡山の空の玄関口、岡山桃太郎空港にお引越しです。

空港の新たなシンボルとして再び、岡山の魅力PRに貢献します。

(除幕)
「それではどうぞ!」

(中島悠希記者)
「こちらの桃太郎像がきょうから設置されたのは、岡山の空の玄関口、岡山桃太郎空港です」

国内線の到着ロビーを出てすぐの場所で、桃太郎像が利用客を出迎えます。

(桃太郎像を見た県民は…)
「桃太郎=岡山、名産の吉備団子も有名になってくれれば、岡山もまだ盛り上がっていく」「シンボルとして定着したらいい。楽しい」

桃太郎像といえば、JR岡山駅の駅前広場に置かれている像がおなじみですが、実はこれは2代目。

初代は、約60年前から岡山駅に置かれていたもので、2019年、駅の改装工事に伴い、JR西日本が撤去して、倉庫に保管していました。

この初代桃太郎像を当時寄贈した岡山青年会議所が、初代の復帰プロジェクトを企画。

クラウドファンディングで修繕・設置の費用を募集したところ、わずか1カ月で目標を超える金額が集まりました。

(岡山青年会議所 小林佑輔理事長)
「ずっと眠っていたので、有効活用したいとJRに協力をもらいながら…。表舞台に出てきたことで岡山の街のシンボルになることを期待している」

(岡山空港 開港時)
「新岡山空港の開港をここに宣言します」

1988年に開港した岡山空港。30周年の節目には、「岡山桃太郎空港」に名前を改め、インバウンド効果で好調だった国際線の強化などを図ってきました。

しかし、コロナ禍で、2020年の利用者数は、前の年から8割減る厳しい状況に。

長年岡山の街を見守ってきた初代桃太郎像の力を借りて、岡山の魅力を県の内外にPRします。

(岡山空港ターミナル 水川宏一社長)
「長年の風雪を耐えてきたレジェンドなので、すごく風格のあるいい像が空港のシンボルとして設置され、感慨もひとしお。多くの人が、この像の周りで、笑顔で写真を撮れる日が早く来ることを本当に心から祈る」

岡山青年会議所では、桃太郎像PRのため、フォトコンテストを今後計画しているということです。