５月１９日に岡山市で予定されている東京オリンピックの聖火リレーについて、公道での実施は難しいと判断し、県に報告したことを明らかにしました。

７日開かれた岡山市の対策本部会議で明らかにされたものです。

会議では、市内で２０代から３０代の若い世代の感染者が急増し、感染経路不明の割合も感染者全体の半数を超えていることなどが報告されました。

その上で、東京オリンピックの聖火リレーについて、「感染拡大を招きかねない」として公道での聖火リレーや市役所での出発式典の開催は難しいと判断し、県に報告したことを明らかにしました。

（岡山市　大森雅夫市長）
「３密を回避することが一番重要だと考えている。その上で、公道でのレースはやめた方がいいのではと判断した」

岡山市は、引き続き協議を重ね、県の最終的な判断を待ちたいとしています。